クレニオセクラルセラピー

  神経系の中枢、脳と脊髄

 これらは、外側から硬膜・くも膜・軟膜という3層の膜に包まれて頭蓋と脊柱管の中におさまっています。

 一番外側を厚くて丈夫で防水性のある硬膜で覆われた、取り出したらオタマジャクシのような形をしているこの半密閉システムはクレニオ(頭蓋)セイクラル(仙骨)システムといわれています。

 このシステムの中では脳脊髄液といわれる液体が生産され、循環し、再吸収されていていて、それに伴なう液圧の変動範囲内でシステム自体も拡張・収縮という動きを繰り返しています。

 呼吸とも拍動とも異なるこのクレニオセイクラルリズムは、全身で感じ取ることが可能で、実はこれにより頭蓋骨も動いているのです。

 けれども、出生時のトラブルや外傷や様々なに要因によって、クレニオセイクラルシステムに問題が生じてしまうと、このリズムにも変化がおこってしまいます。

 

クレニオセイクラルセラピーは5グラムと言われるごくごくソフトなタッチで、このシステムに働きかけていくセラピーです。

 

「はるのいざない」では、このセラピーの開発者である、Ⅾr.ジョン・E・アプレジャーが設立したアプレジャー・インスティチュートの日本支部で学んだ「10ステッププロトコル」の流れに沿ったセッションを提供させて頂きます。

 

ステファン・W・ポージェス氏が提唱した『ポリヴェーガル理論』で語られている、社会交流システムでもある腹側迷走神経複合体の活性化にもこのセラピーが有効ではないかと感じています。

 

もし関心がありましたら、下記のブログ記事も読んでみて下さい。

 

「恐れや緊張が強すぎる人」③ポリヴェーガル理論

 

「恐れや緊張が強すぎる人」④鍵となる神経

 

最後に禁忌症を記載させて頂きます。

頭蓋内圧亢進、急性期の脳卒中、脳動脈瘤、多量の出血、延髄ヘルニア、最近の頭蓋骨折、脳脊髄液減少症、二分脊椎(脊髄髄膜瘤)、アーノルド・キアリ奇形