近年、出生時や、手術や、事故・災害等々で、意識にのぼる感情とは必ずしも一致せず、体自体が危機的状況と判断したとき、様々な変化を起こすことがわかってきました。
その変化は私たちを守るためだったのですが、残念なことに、危機が去っても元の状態に戻れないときがあります。
緊張や不安が強くて疲れやすい。
常に追い立てられているようで、よく眠れない。
理不尽な恐れが強い。
ストレスが胃腸など体の症状として現れてしまう。
肩や首など不快な凝りがなかなか取れない。
これが無ければ、人生をもっと楽しめるのに、と、思いながらも諦めてきたこと。
あなたには、ありませんか?
それは、本来の流れが妨げられたことにより生じたものであり、元々備わっていたものではありません。
あなたが自然な流れに戻ることを選択するなら、抱え続けなくて良いものなのです。
「はるのいざない」は、本来の流れに戻り、軽やかに生きることを応援します。
「はるのいざない」のメニューは、ボディーワークのみです。
精神的な問題で悩んでいる方は、体へのワークに関心が無いかもしれません。
けれど、皆様が思っている以上に、体のアンバランスは感情や思考に影響を与えているのです。
頭を使うのではなく、自分の体に意識を向け、緊張やそれによって妨げられている流れに気づいていく。
そして、体へのワークで本来の状態を取り戻していく。
それが必要な方は、結構多いと思うのです。
トラウマ体験により生じた変化は、誰かや何かに治してもらおうとするだけでは、なかなか元に戻りません。
心身ともに安全と感じられ、真に寛げる時間を意識的に作っていくことが必要です。
そんな時間を積み重ねていくことで、今もまだ危機的状況のままの自律神経系統に、それが去ったことを伝えていけるのです。
「はるのいざない 」は、そんな時間を過ごして頂ける場所でありたいと思っています。
心臓がドキドキしている、だるい、疲れているといった体からのメッセージを内受容感覚といいます。
忙しいと無視しがちですが、実は、様々な心身の不調時に低下が見られ、この内受容感覚の誤入力が心身症をはじめ多くの病に関わっていると言われはじめているのです。
特に乳幼児期の深刻なトラウマは、この感覚の低下をもたらすことが多いのですが、殆どの人が、それに気づいていないのではないでしょうか。
けれど、思考を巡らす頭だけで生きるのではなく、しっかり体と繋がりその声を聞きながら生きることが、本来の自分を生きる鍵でもあるのです。
触れる手に導かれ自分の内側に意識を向けていくことは、内受容感覚を取り戻していくのにも有効だと思っております。
東洋医学の経絡やツボは、エネルギー体の一つであるエーテル体にある、という話しを聞いたことはありませんか?
私たちは目に見える肉体と目に見えないエネルギー体との複合体だと思っております。
様々な要因から、この繋がりが弱くなったり、バランスが崩れてしまうと心身の不調が生じます。
また、神経や血液の流れは、肉体とエネルギー体の繋がりに関係しているように思うのです。
スピリットの神殿といわれるボディへのワークには、肉体とエネルギー体との繋がりを改善させる可能性があるとも思っております。